キッチンでの作業が楽しくなる!インダストリアルキッチンの魅力とは
共働きが主流となった現代では、「家事がつらい」と感じている方も多いかもしれません。
仕事で疲れて帰ってきたあとに家事を行うのは、たしかに大変です。
家づくりにおいて、この家事の心理的負担を減らす方法は2つあります。
ひとつは家事動線を確保して家事の身体的負担を減らす方法。
そしてもうひとつは、家事をする空間を好きになることで家事の心理的負担を減らす方法です。
この記事では、「家事の心理的負担を減らす」という観点でおすすめの、インダストリアルキッチンの魅力についてご紹介します。
目次
●散らかしがちなキッチンは作業効率が落ちる
●インダストリアルキッチンの魅力
●インダストリアルキッチンを作るポイント
●まとめ
散らかしがちなキッチンは作業効率が落ちる
キッチンは、調理器具や食器、食材など、ものが多い場所です。
特に料理をすると、様々な調理器具や食材のゴミ、食器など様々なものが並びどうしても雑然としてしまいがち。
物がたくさんあると、それだけで作業効率が落ちてしまいますし、散らかっているのを見るとうんざりしてしまいますよね。
汚れたり散らかったりしているキッチンを見ると、片付けなければならないと思い憂鬱な気持ちになるかもしれません。
そこで、常に片付いていてスッキリとしたキッチンを保つことができれば、キッチンに立つ身体的負担も心理的負担も軽減されます。
そこでおすすめなのが、インダストリアルキッチンです。
インダストリアルキッチンの魅力
インダストリアルとは、「工業的な」という意味。
インダストリアルデザインとはもともと「工業的なデザイン」という意味で、工場の持つ機能美を取り入れたデザインです。
装飾性の少ないシンプルなデザインと、大容量の収納など使いやすさを考えた機能美がインダストリアルデザインの魅力。
インダストリアルインテリアの特徴は、ブラックなどのダークカラーな色使いと、金属、コンクリート、レンガ、木などの無機質な素材感です。
シンプルでおしゃれ、そして使いやすいというのがインダストリアルインテリアの魅力です。
インダストリアルキッチンを作るポイント
インダストリアルデザインをキッチンに取り入れるにはどうすればいいでしょうか。
ここでは、インダストリアルなキッチンを作るためのポイントをご紹介します。
■廃材ウッドを使う
インダストリアルデザインは、綺麗なものより使用感のあるものといったイメージです。
綺麗な木材より、色褪せたり少し古くなっている廃材ウッドはインダストリアルインテリアにぴったり。
廃材ウッドをカウンターに使用したり、加工して棚として使うとインダストリアルの雰囲気が出ます。
■ヴィンテージレンガを使う
レンガも、少し古く使用感のあるインダストリアルインテリアにぴったりのアイテムです。
アメリカの工場では昔からレンガがよく使用されていました。
少し不揃い感のあるヴィンテージレンガが特に雰囲気にぴったりです。
ですが、実際のヴィンテージレンガをキッチンに使用するのはハードルが高いかもしれません。
そんなときは、レンガ風の壁紙やキッチンパネルがあるので、それらを使うのもおすすめです。
キッチンをお手軽にアメリカンヴィンテージの雰囲気にすることができますよ。
■無機質なコンクリートを使う
コンクリート打ちっぱなしの壁なども、無機質なインダストリアルインテリアにぴったり。
こちらも、木造の住宅に実際にコンクリートを打つのは難しいかもしれませんが、コンクリート風の壁紙があるのでそういったものをうまく取り入れましょう。
クールでかっこいいインダストリアルなキッチンになりますよ。
■レトロな照明を使う
アルミや真鍮などの金属を使った照明はインダストリアルな雰囲気にぴったりです。
装飾性のあるものより、シンプルで無骨なデザインの照明がおすすめです。
照明を変えるだけで、お部屋の雰囲気はガラリと変わりますよ。
まとめ
家事の心理的負担を減らす、インダストリアルキッチンをご紹介しました。
キッチンがお気に入りの場所になれば、キッチンで過ごす時間も楽しくなるかもしれません。
また、デザイン面だけでなく、機能美が考えられたインダストリアルデザインは家事の身体的負担も減らしてくれるでしょう。
家事の負担を減らしたい、使いやすいキッチンにしたいと思われている方は、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。