トイレの間取りは注意が必要!気をつけるべきポイント
トイレの場所はどこでもいいと思われているかもしれません。
ですが、気をつけておくべきポイントがいくつかあります。
毎日使うトイレは、使いやすくかつプライバシーが保たれていることが大切です。
生活感が見えやすいところなので、いつもきれいにしておきたいですよね。
この記事では、トイレの間取りや広さを考えるときのポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
●音と匂いに配慮する
●家族の人数や生活リズムから考える
●トイレの広さの考え方
●まとめ
音と匂いに配慮する
トイレの間取りを考えるときには、まずは音と匂いについて考慮しましょう。
どの部屋からもアクセスしやすいようにと考えると、家の中心となるリビングの近くが候補になるかもしれません。
ですが、リビングのすぐ隣に設置すると、音や匂いがリビングまで届いてしまう可能性があります。
いくら家族とは言え、トイレの音は聞かれたくないものですよね。
リビングからはある程度離れた場所に配置するのがおすすめです。
家族の人数や生活リズムから考える
最近では1階と2階にそれぞれトイレを配置する家が増えています。
トイレの数は家族の人数に合わせて考えましょう。
夫婦2人の家庭であれば、トイレは1つで充分。
ですが、お子さんが2、3人いる場合などは、トイレが1つだと取り合いになることもあるかもしれません。
また、家族の生活リズムにも注意する必要があります。
生活リズムの違う家族がいる場合、夜中にトイレの音で起こされないように寝室に隣接させないほうが良いでしょう。
逆に、高齢の家族がいる場合には、夜中でもトイレに行きやすいよう寝室の近くにトイレを配置したほうが良いかもしれません。
トイレの広さの考え方
トイレは長い時間を過ごす場所ではないので、最低限の広さで良いでしょう。
かといって狭すぎると、ドアの開閉がしにくかったりトイレットペーパーなどのストックを置く場所に困ったりするかもしれません。
他の部屋を広くしたいとおもったら、どうしてもトイレのスペースを削ることになるかもしれませんが、最低限の広さは確保するようにしましょう。
また、広すぎても空間を持て余してしまったり、落ち着かなかったりするかもしれません。
一般的に、トイレの広さは約1畳程度。
体格のいい家族がいたり、車いすユーザーの家族がいる場合には、余裕を持って動けるようにスペースを確保しましょう。
もし充分なスペースが取れない場合は、タンクレストイレを採用すれば、トイレのスペースに少し余裕ができますよ。
まとめ
トイレは毎日使う場所だからこそ、快適に使えることを意識して間取りを考えましょう。
家族の人数や生活スタイルによっても、適切なトイレの間取りや広さは違います。
ぜひ自分たちにぴったりのトイレの間取りを見つけてみてくださいね。
トイレの間取りで不安や疑問のある方は、ぜひ住宅の専門家にご相談ください。