「光目覚まし」って何?朝が苦手な人にこそ知ってほしい対策とは
朝、目覚ましが鳴っているのに止めてしまって、二度寝してしまったという経験はありませんか?
目覚ましがなくても起床できるという人もいる一方、目覚ましをかけてもなかなか置きれないという人も多くいます。
朝が苦手な人の中には、目覚ましをいくつも掛けているという方もいるでしょう。
今回は、そんな人にこそ知ってほしい「光目覚まし」についてご紹介します。
家づくりの際に取り入れる方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
●光目覚まし時計とは
●家づくりに取り入れるには
●まとめ
光目覚まし時計とは
■「光」で体内時計をリセット
通常、目覚まし時計というとアラーム音で起床時間を知らせてくれるものをイメージすると思います。
光目覚まし時計とは、音ではなく強い光を発する目覚まし時計です。
光目覚まし時計は、人間の活動リズムに基づいたものです。
人間の体は朝日を浴びることによって体内時計をリセットし、活動状態に入ると言われています。
ですが、カーテンを閉め切った室内にはなかなか日光は入ってきません。
また、起床時間にはまだ太陽が昇っておらず真っ暗という方もいるでしょう。
そこで、光目覚まし時計は太陽の代わりに強い光を発し、人間を活動状態に導くというものです。
強い光で体内時計をリセットさせるため、すっきりと目覚めることができるでしょう。
■「音」の目覚ましとの違いとは
通常の目覚まし時計は、人間を「音」で起こします。
これはいわば人間の脳を「びっくり」させて起こす方法です。
これに対し、光目覚まし時計は、人間の体内時計に作用するもの。
人間の体内にはメラトニンとセロトニンというホルモンがあります。
メラトニンは、人間をリラックスさせ心地よい眠りに導くホルモン。
セロトニンは、睡眠と覚醒のバランスを整えるホルモンです。
メラトニンはセロトニンを材料に作られます。
太陽光を浴びることによってセロトニンが分泌されます。
これが、太陽光を浴びて体内時計がリセットされる仕組みです。
光目覚まし時計は音による目覚まし時計より自然にすっきりと起きることができると言われています。
家づくりに取り入れるには
家づくりの際にこの光目覚ましの考え方を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
例えば、寝室に天窓を設けるのはおすすめです。
天窓があれば、朝日がたっぷり降り注ぐため、光目覚ましの効果があるでしょう。
また、東向きに寝室を作り、東側に大きな窓を設けるのもおすすめです。
たっぷりの太陽光を浴びて目覚めることができるよう、間取りを工夫してみてはいかがでしょうか。
まとめ
光によって人間を目覚めさせる、光目覚まし時計。
家づくりにおいては、天窓を設けたり大きな窓を設けたりして太陽光が入るようにすることで、同じ効果を狙うことができます。
快適に過ごせる家づくりがしたいと思われる方は、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。