外壁タイルにメンテナンスは必要?綺麗な外観を維持しよう
外壁タイルは、重厚感があり高級感のある見た目で人気です。
また耐久性が高く、長持ちするというメリットもあります。
ですが、メンテナンスが全くいらないかというとそういうわけではありません。
何もせず放置していると、タイルが剥がれ落ちてしまう危険性もあります。
そこでこの記事では、外壁タイルの耐久性と、メンテナンス方法をご紹介します。
目次
●外壁タイルの耐久性
●外壁タイルのメンテナンス方法
●まとめ
外壁タイルの耐久性
外壁タイル自体は、とても丈夫でほとんど劣化しません。
紫外線や雨風の影響を受けても、変色や劣化をほとんど起こしません。
ただし、タイルを留める下地のモルタルや、タイルの間の目地は劣化してしまいます。
適切にメンテナンスを行わないと、タイルが剥離してしまうことがあるのです。
外壁タイルのメンテナンス方法
■モルタルのメンテナンス
モルタルは、劣化すると伸縮性がなくなりひび割れが生じます。
目地の部分がひび割れたり、下地のモルタルが剥離してタイルが剥がれ落ちてしまう原因になります。
軽いひび割れであれば、隙間を埋めるようにモルタルを増し打ちするだけで良いでしょう。
タイルが浮いてしまっている場合は、タイルを一度剥がしてモルタルを打ち直す必要があるかもしれません。
■コーキングの打ち替え
コーキングは、タイル同士をつなぎ合わせる重要な部分ですが、最も劣化しやすい部分でもあります。
コーキングはやわらかく弾力があり、揺れや衝撃を吸収する役割があります。
ですが、紫外線や雨風の影響を受けて劣化しやすく、劣化すると弾力性が失われひび割れてしまいます。
コーキングは、3年から7年で打ち直しが必要となります。
こまめにチェックして、ひび割れなどがあった場合は早めにメンテンスを行うのがおすすめです。
まとめ
外壁タイルの耐久性はとても高く、美しい状態を長く維持できます。
ですが、タイルの周囲のモルタルやコーキングは劣化してしまうため、結果として外壁のメンテナンスは必要となってきます。
こういった部分のメンテナンスを適切に行わないと、外壁タイルもきれいな状態を保てません。
定期的にメンテナンスを行い、綺麗な外観を保ちましょう。
家づくりのことや、外壁材の選び方について不安や疑問がある方は、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。